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大好きなターシャ・テューダーが突然天に召され、一年が経ちました。真の花好きだったら、誰もが恋い焦がれる彼女の庭。私も、どんな有名なガーデンよりも行ってみたかったのが、彼女のガーデン!そして、その庭もさることながら、その庭を創り出した彼女自身に是非一度お目に掛かってみたいと思っていたものでした。もう、92歳だったので、いつ天に召されても不思議はなかったのですが、まだまだお元気なご様子に、100歳まで...もっと見る

2009.06.01

クレマチス

クレマチスもクリスマスローズと並んで、昨今のブームの花に数えられているひとつです。クリスマスローズと同じキンポウゲ科の植物です。花のように見える部分は実は萼ですが、園芸上では花と呼んでいます。私の幼い頃は、鉄線<テッセン>と呼ばれていました。その茎が針金のようになることから由来しているのだと思います。当時は、まだほんの数えるほどの種類しかありませんでした。それが、最近は輸入が自由化され改良も進み、...もっと見る
=香りある花がとても好きです。花の香りに勝る香りは他にないと思っています。花の香りの中に包まれることは、私にとって最上の癒しの空間です。四季に応じて、それぞれの花に香りを添えて下さった神様を褒め讃えます。この季節、薔薇、フリージア、羽衣ジャスミン、スタージャスミン<定家葛>、ハニーサックル、鈴蘭・・・と次々に私の小さな庭でも、色々な香りを持った花々を神様は咲かせて下さいます。 薔薇 ・ 羽衣羽衣ジ...もっと見る

2009.05.17

白い芍薬

白い美しい芍薬の油彩画を描きました。絵画教室で共に学ぶ方が、庭に咲いたからと、貴重な咲きたての花を教室に持ってきて下さったからです。芍薬はお花屋さんでも、この時季にしかお目に掛かることの出来ない特別な花です。これまでにも、数枚芍薬の花を描いていますが、やはり白い色は格別に難しく魅惑的に感じます。白い芍薬は今回で二枚目です。前回は和の陶器に活けたものでしたが、今回はクリスタルガラスのモダンな花瓶に活...もっと見る
今年も桜が散り、木々の<しもと>に柔らかく鮮やかな薄緑の葉が日増しに増え、淡い黄色の小花咲き誇る木香薔薇の季節になりました。昨年の写真で見比べても、それほど変化はありませんが、やはりこの溢れんばかりの花姿には我ながら感動してしまいます。木香薔薇には黄と白の二種類の色しかありません。白い花の方が香りは強いのですが、黄色のものほどの勢いや花数がなく、咲き方は少しずつで、咲く期間が若干長いようです。黄木...もっと見る
幼い頃の想い出の花はいくつかありますが、中でもシャガの花は特別です。それというのも、子供心にこんな美しい花は他にない!と思っていた花なので。今から思えばなかなか渋好みの子供だったのですね・・・アヤメ科のその小さな花は、野趣のある白い清楚な優しい花で一見アヤメの華やかさはないのですが、その葉と花の形を見れば頷けます。何故、幼い私が地味なその花にそんなに惹かれたのか・・・そのシャガの小さな花の内側には...もっと見る
高校生の頃に読んで感動した小説。読書感想文を書いて県下で表彰して頂いた想い出深い一作です。確か原題は<ダーヴァーウィル家のテス>でした。ダーヴァーウィルという貴族の名門に生まれながらも、没落して貧困の中に暮らす薄幸な運命を辿った美少女の物語。親の策略により、その親族の名を語る裕福な家を訪ねたことにより始まったテスの不幸。その家の卑劣な主により美しい菫色の瞳を持つ少女が彼に陵辱されてしまい、未婚のま...もっと見る

2009.04.16

桜 ・ さくら

今年は桜が咲いている期間中、ずっと春うららかなよきお天気続きで、幸せな桜小道の夕暮れのお散歩を楽しめました。♪さくら、さくら、野山も里も見渡す限り、 霞か雲か匂いぞいずる いざや、いざや、見に行かん歩いていて、本当にこの唱歌を口ずさみたくなる美しい詩と調べ。私は日本の国歌が、この歌だったらよかったのにとよく思います。琴の伴奏なんか入れたりして編曲したら、いかにも雅で穏やかな日本国と言う感じがして、...もっと見る
今、我が家の庭もクリスマスローズが満開です。今年は三種類新しい苗が加わって、二〇種類余りの饗宴です。<杏子色と、淡い青味を帯びたダブルの桜色と、花の大きなダブルの純白>>鉢で育てたものよりも地に下ろしたものの方が、やはりよく成長するようです。でも、高価な珍しいダブルのものなどは、大切にし過ぎてなかなか鉢から下ろせません。花びらに見える綺麗な色をしたところは、実は萼なのだそうです。他にクレマチスも花...もっと見る
先日のブログで、野鳥に無惨に花を食べられてしまったプリムラの花鉢をご紹介させて頂きました。が、すぐに彼女たちを保護できるお家が見つかりましたので、皆様にもご報告です。プリムラのやっと色付いた蕾が上がってきたと思う間もなく、食べてしまう野鳥には流石に愛鳥家の私も閉口です。すぐに、大きな園芸店を訪ね、鳥籠のような花籠を探したのですが、帯に短したすきに長しで思うような物が見つかりませんでした。 ところ...もっと見る