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私がレッスンしている今年のはなやまバレエの発表会演目は、とても楽しい物語、<コッペリア>です。その内容を少しご説明いたしますと、舞台はポーランドの村での出来事。村一番の変わり者、人形作りの老人コッペリウスが作った美しい人形・コッペリアが二階のバルコニーに飾られています。その人形はあまりにも精巧に出来ていて、人形だとは気付かないフランツという青年が、思いを寄せてしきりに話しかけます。でも、フランツに...もっと見る
この早春にもたくさんのヒヤシンスに出会いました。我が家の小さな庭にも、毎年植え込んでいった球根から小さな優しい花たちが、次々と私を楽しませてくれました。 今日はこの早春、私の家で開いてくれたヒヤシンスたちを皆様にもお披露目です。その馥郁たる優しい香りまではお届けできなくて残念ですが、その美しい花姿をご堪能下さいませ。 今は、もうヒヤシンスの花たちは影を潜...もっと見る
今年も友人が庭から摘んだクリスマスローズの素敵な花束を届けてくれました。同じ種類が2本とない、お花屋さんでは絶対買えない素敵なすてきな取り合わせの花束! こんな素敵な花束を戴けるのも、素敵な友人を持てたからこそ!本当に毎年々々覚えてくれて有難う! また、いつも一緒にきてくれる可愛いお嬢さんも、彼女にピッタリの小さなすみれのブーケを作ってきてくれました。彼女は未来のバレリーナ。 ...もっと見る
我が家の庭にも年々クリスマスローズが増えてきました。珍しい八重も去年よりもたくさん咲いてくれ嬉しい限りです。ただ、白い八重はひとつも咲きませんでした。残念です。 クリスマスローズは花期が長くて嬉しいのですが、俯いて咲きすぎるので庭だとその可憐な姿は後ろ向きでしか愛でられなくて残念です。が、それがまた風情があるのかもしれませんね。と言いながらも、鉢に植え込んだものは出来るだけ高い所に移動してその可...もっと見る
今年も桜の季節がやってまいりました。<花冷え>との言葉は美しいけれど、毎年例外なくこの満開の桜の季節は少し冬が舞い戻って来たかのように感じる寒い日があるもので、歓びが少しだけ縮んでしまいます。それに、せっかくの桜の花びらを散らすためのような篠つく雨や風も吹き荒れ、心も少しだけ穏やかさを欠いてしまうのは私だけでしょうか?桜は花期がとても短いので、少しでも長く美しい時を愛でていたいもの。だから、何とな...もっと見る
義母の葬儀を終え心身共に疲れ果てていた夜、思い掛けず抱えきれないほどの大きな花束がお花屋さんから届きました。スノーホワイトと名付けられたその名にぴったりのスプレー薔薇と八重の褪めたピンクのトルコ桔梗、そして白い大輪のカサブランカリリー。 その花束は、私の無二の親友から。義母の看病の時から、いつも遠くで支え続けてくれた大切な彼女。二十歳前から常に私の哀しみ苦しみ、そして喜び...もっと見る
義母が亡くなり慌ただしく家へ戻ると、親しい友人が花束を届けてくれていました。それは、哀悼を表すような深いモーヴ色の一杯のスィトピーに希望を感じさせてくれる大輪の真っ白なレナンキュラスの花束。今まで見たこともない素敵な取り合わせ! その友人とは、この地へ越して来た時に飼った同じゴールデンレトリバーの犬たちが取り持つ縁。出会っておしゃべりを交わした時から大親友!運命の出会いに!19年...もっと見る
日差しが少しずつ伸びて朝の光がキラキラしてくると、待ちわびた春の到来です!私が幼かった時、そんな気配がしてくると庭の黄色いふたつの花が次々と日毎に暖かくなる陽差しの中で黄金色に輝き始めます。 まず、大好きな香りを持ったウィンタージャスミン。和名は黄梅。細くしなだれた枝に可憐な小さな五弁の筒状の花をつけ、甘く優しい香りを漂わせます。子供心にもこんないい匂いはそんなに数あるものではないと思いつつ、顔...もっと見る
3月19日 午後12時10分、義母が天へ帰っていきました。84才の生涯でした。肺癌末期の治療をキリスト教病院バプテストホスピス病棟にて、お優しい牧師のような院長先生や、介護が天性の仕事のような行き届いた素晴らしい看護師さんたち、そしてホスピス常任の温かい牧師さんに囲まれて、穏やかな最後の2ヶ月ほどを過ごすことが出来ました。義母が愛して止まなかった二人の子供<義姉と私の夫>に、心注いで最後の2週間付...もっと見る
オオイヌノフグリ。春になると、故郷のあちこちで見かけた水色のかわいい雑草。その理解しがたい意味不明の名前を紐解けば・・・その花の小さな実が犬の陰嚢に似ているからとか!?何とも嘆かわしい、花に申し訳ない名前!一体誰が名付けたの!?お願い!今すぐその名前は止めましょう!別名ルリカラ草と名付けられてもいるのですが、こちらの方がずっとその花に似合っているのですが、何故か定着しないようです。 この...もっと見る