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2006.07.07
紫 音 神様から与えられた子供 I
「紫 音 神様から与えられた子供」は1994年小出麻由美氏の執筆で、いのちのことば社より発行され、現在は絶版となっています。問い合わせ多数により、今回ブログという形で皆様の元にお届けすることになりました。 ***********************
紫音
———神様から与えられた子供
小出麻由美
シオンの娘 かたれかし
わが命の主に...もっと見る
2006.07.06
アイスローズ
ウエッジウッドといえば、イギリスの銘窯。日本でもワイルドストロベリーはじめ、ファンの方も多いのでは?私も少女の頃から憧れていた陶器で、可愛い野いちごの絵柄のついた大皿が欲しくて、某マヨネーズ会社の懸賞に応募したものです。残念ながら当たりませんでしたけれど・・・大人になってその絵柄のティーカップを手にした時は、本当に嬉しかったものです。
ところで、皆さん同社のシリーズでアイスローズをご存じでしょ...もっと見る
2006.07.05
デザートは、桜のボウルに花のゼリー
<1994年3月「いのちのことば」表紙によせてに掲載された文章> 桜の季節が近づくと、私はうきうきしながら桜の花の描かれた大きなボウルを居間に飾ります。その中にポプリをたくさん入れて。 幼いころには、桜の花には少しも魅力を感じなかったのに、今では愛してやまない花の一つです。 でも、なぜか桜の花の描かれた素敵な品にあまり出逢うことがありません。ですから、そのボウルを見つけた時の喜びは、ひと...もっと見る
2006.07.05
海辺の薄紫の絨毯と、すみれ茶と、としちゃんと
<1994年2月「いのちのことば」表紙によせてに掲載された文章>
すみれ、その名を耳にするだけで幸せな気持ちになるほど好きな花です。 私の故郷、大分の海辺に、春になるとタチツボスミレで敷きつめられる雑木林があります。その季節になると、心はいつもその薄紫のすみれの絨毯の上にあって、そわそわと落ち着かない私です。 少女のころ、親友だったとしちゃんと、すみれ茶を作るために、多少の...もっと見る
2006.07.05
水仙の花と花坂先生
<1994年1月「いのちのことば」表紙によせてに掲載された文章>
まだ春も浅い肌寒い日、私は思いがけず長女の担任の先生から大きな新聞紙の包みをいただきました。それは、開けると同時に甘い芳香を放つ水仙の大きな花束でした。先生は昔から日本にあるこの水仙が一番お好きで、その群生地を見に越前海岸まで奥様と旅をなさったとのことでした。そして花好きの私のことを知って、わざわざ嵩張る荷物で遠くから春を運...もっと見る
2006.07.04
クチナシの白い花
甘くたおやかな匂いが辺りにたちこめる、クチナシの白い花の美しい季節です。
その名の由来は、秋に黄燈に熟す実の口が開かないことからですが、何となく美しい響きを持つこの名もとても気に入っています。
種類は断然八重で大輪のものが好きです。
ただ、虫もとても好む花なので美しく咲かせるのは大変です。
街路樹の下にもよく植えられているのですが、どんなに美しく咲いていても必ずといっていいほど
白いヴィロードのよ...もっと見る
2006.06.26
笹百合の想い出
百合は大好きな花の一つですが、中でも淡いピンクの笹百合が一番好きです。
その名前の由来は笹のような葉を付けていることから。
実は、この大好きな笹百合の花にはとても哀しい想い出があります。
私の愛車のメンテナンスを引き受けて下さっていた方が、青年の面影を残したままのとてもさわやかな方で、偶然にも長女の同級生のお父様でした。
何度か我が家に出入りして下さ...もっと見る
2006.06.26
立葵の想い出
6月は、背丈ほどもある大きな淡い色の紫陽花一株と、いろんな色の立葵の花に囲まれて過ごしたい・・・
私はあまり大きい花や色の濃い花は好きではないのですが、立葵は何故か少女の頃から大好きな花の一つでした。
重なった薄い花びらのギザギザは、妖精がはさみで丁寧に切り刻んだみたい。
それに、意外と雨に似合うのです。
高校生の頃、美術部だった私は、放課後は好きな絵を描い...もっと見る
2006.06.21
睡蓮
少女の頃見た絵本の中に、睡蓮の葉の上でダンスしている妖精たちが描かれてあるロマンテックな一ページがあり、夢見心地になったのを この花を目にするたびに思い出します。本当に妖精が潜んでいそうな花ですね。先日、友人の誘いを受けて、琵琶湖のほとりの小さな素敵なガーデンに行ってきました。さざ波の音を聞きながら、とても優雅な一時でした。薔薇は、盛りを過ぎていたけれど、モネの日本庭園を意識した小さな太鼓橋の上か...もっと見る
2006.06.05
紫陽花、雨、真珠・・・
6月、雨の季節です。嫌いな人も多いけど、私は、自分が生まれた月のせいか なんとなく好きな月です。紫陽花、雨、真珠・・・
最近、お花屋さんに並ぶ紫陽花の種類の多さには驚きます。花がピンクからグリーン、そして深いチェリーピンクへと変わっていく不思議なカメレオンという名の紫陽花、花びら<実は紫陽花の花びらに見える部分は萼なのですが>のまわりにギザギザのフリンジの入ったミセスクミコ、本当に花火...もっと見る