１２月に入って樹里亜はクリスマスコンサートで大忙しです。

先ず、最初のお招きは新幹線に乗って富士山の見える浜松へ。
一泊二日のコンサート会場は正に小旅行気分で、時間にも余裕があるのでかえって京都市内の遠い場所よりも気分が楽なのだそうです。

初めて伺った浜松は、さすがにヤマハやカワイの日本大手のピアノメーカーの工場がある街だけありＪＲの駅に誰でも自由に弾けるとても美しい鏡のように磨き上げられた黒いグランドピアノが設えてあるらしいです！
樹里亜が駅の構内を歩いている時には、すでにピアニスト風の出で立ちの若い男性が弾いておられたそうです。
そして、コンサート会場の教会はとても綺麗な建物で、立派なグランドピアノが礼拝堂に置かれてあり、良きコンサートを開催出来たそうです。
やはり、二大ピアノメーカーのある浜松市ですね！
私はまだ一度も伺ったことはありませんが、きっと音楽が盛んないい所なのでしょうね。

さて、そのコンサートのお土産に素敵な薔薇と桜の箱に詰められたとても美味しいバター風味豊かな焼き菓子と、とてもおしゃれなブーケを頂いてきましたよ。
深紅の薔薇にくすんだピンクの小菊があしらわれ、まわりに香りよきユーカリ樹の枝や淡いピンクのデンファレを合わせ、仕上げをビーズで飾られた粋な小さなブーケは持ち運びしやすく、きっと遠方からのゲストに合わせ担当の方がご考慮下さったのでしょう。

私の中に薔薇と小菊を合わせる感性は全くなかったので、それは新鮮な驚きのブーケでした。
菊の花は驚くほど長持ちするので、薔薇がドライフラワーみたいになっても綺麗なブーケが保てています。
もう少ししたらドライブーケにしてみようと思っています。
多分綺麗に仕上がるのではないかと思います。
焼き菓子の入った薔薇の箱は、私がおねだりして樹里亜から頂いてしまいました。

そう、私は花の箱や空き缶が大好きで、そちらに魅かれてお菓子を買うこともしばしばです！
何もかも花で囲まれた生活、それがわたしの喜びの人生なんです！！！

２０１３．１２．７　　　　　小出　麻由美