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2016.12.22
落ち葉の小道
私の毎日の桜並木の散歩コースの小道は、色とりどりに染められた桜の落ち葉が敷き詰められて、秋そのものの世界です。
桜が美しいのは花の季節だけではないことを、いつもこの小道を歩いていて思わされます。
かさこそと足元での囁きが心地よくて、夢見心地に歩ける季節は花の季節には味わえない特別な幸せ時間です。
創造主の秋の色彩感覚の素晴らしさを讃えながら、感謝の思いが込み上げます。
人は美しい神様の御業を感謝もせずに過ごしながらも、神様はいつも一方的に与え続けて下さる大きなアガペーの愛。
暫く続く美しい落ち葉の小道を抜けると、絵にしたくなるような美しい木々の紅葉にも出会えます。
京都には紅葉の素晴らしい名所は数あるけれど、ここが私の一番のお気に入りの紅葉です。
人が殆どおりませんので静けさも頂けますからね・・・
今日は私が以前油絵で描いたお気に入りの紅葉風景を二枚お届けします。
こちらは亡き師がこよなく愛した洛西の川辺の小道の紅葉風景です。
もう一枚は、これも私の住まいの近隣の公園の銀杏並木です。
私が敬愛した川辺浩師は、日本の四季の風景をとても愛した方でした。
美しい紅葉の中に師を偲びます。
2016.11.20 小出 麻由美