今朝、娘宛てに思い掛けず届いた素敵な花束にビックリです！！！

どなたからかしら～何故？
その送り主のお方は私のかな書道の先生で、明日の娘のコンサート公演に行けないからと、ご近所の生花店を通じてこの花束をお届け下さったのでした。

娘は、明日夜ほんの10分ほどのダンスの出演を、近くの京都芸術大学にて公演予定なのです。
今回世界交流のため＜渡響＞と題して開催されるコンサートに、アメリカで長く研鑽した野夕梨が適任だと、主催者の中村先生からこの度出演依頼を頂きました。
そのことは大変嬉しくとても光栄に思っております。
出来るだけ沢山の方々においで願いたいとのことで、娘にもたくさんのチラシを頂いたので、ご近所の方々や友人知人たちにお声掛けを気軽にしただけだったのですが・・・
何だかこんなお気遣いをさせてしまい申し訳ない思いです・・・

と言いながらも、それにしても香り高き素晴らしいアレンジブーケにただ感激です！

娘の名に因んで百合をメインに選んで下さったそうです。
その百合もドレスのような八重咲で、娘はまるで自分のダンス衣装のようでとても素敵！と大喜びです。

実は私は今まで八重咲の百合に興味を示したことがなかったのですが、この百合は本当にとても素敵です！
それから、先生と私の大好きな八重咲の大輪のトルコ桔梗の紫色を選んで下さったとのこと。
そして、わたしの愛してやまない淡いピンクのレナンキュラスとダリヤにフリルの素敵な薔薇の取り合わせです。
とにかく、私の大好きな花ばかり！こんな素敵なブーケは久々です！

届けて下さった生花店はご近所の私がよく利用するお花屋さんで、オーナーが私の好みを熟知しておられるので、共に先生と楽しく選んで下さったのだそうです。
あくまで娘へのプレゼントだったのですが、娘もそのセンスの良さに感謝感激しておりました。

それに、更に素敵だったのは、手書きのかな書の和紙のカードが添えられていたことです。
そこには、はんなりと、

野夕梨さま　かがいて　花を咲かせて　くださいね
こころより　お祝い申し　上げます

それはそれは花のように美しい文字で綴られてあります！

娘も「これは額に入れて飾っておかねば！こんな素敵な文字と言葉を綴れる方は、普段の生き方が素晴らしくないと俄かに書けるものではないわ！」と、こちらにも大喜びです！！！
本当にそう思います。
文字は人を表すとはよく言ったものです！
確かにこの文字は、先生のお優しさそのものの表れです。

最近では、普段書きの文字もパソコンの活字だったりで、読みやすいのは有難いけれど、何だか少し物足りなさも感じてしまったりしてしまいます・・・

改めて日本語の美しさに感嘆です！
今までの私の差し上げるカードは、絵柄重要視でしたからね。
これからは、私も先生の弟子なのですから、こんなカードを人にお届け出来るようになりたいものと、本気で思いました。

娘の方は、先程リハーサルを終え、この花束とカードを見て、何だかすっかもうコンサートを終えた充実感のある気分だなんて言っておりますが、とてもこの花束とカードに励まされたようです。

千鶴先生、本当に素敵なお祝いを有難うございました。娘と共に心から感謝しています。

２０１８．１．１０　　　　　小出　麻由美