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2021.02.16

黄色い花を集めました



今年の我が家の初夏までの小さな花壇は、黄色中心で杏子色から橙色を植え込みました。
これまでは紫や青や白、桃色と言った私の好きなお決まりの淡い色合いの庭に仕立てていましたが、難波光江さんの花の雑誌を眺めていて、今までにない明るい黄色も楽しいかも!と思ったのでした。
難波光江さんの世界は、私の世界とは少し異なる華やかさで一杯ですが、それでいて品のある素敵な寄せ植えばかりでとても楽しめ、すぐにファンになりました。
早速彼女の花の本を6冊集めました。

こういうことが出来るのもネットのお陰です。

既に絶版になっているものもどなたかが中古本として出品して下さっていたので、手にすることが可能になり本当に有難く思っています。
普段の生活はデジタルが苦手な断然アナログ派なのですが(笑)

 

難波光江さんは私より一回り上の世代の方で、イラストレーター兼グラフィックデザイナーとしてご活躍なされ素敵な花の絵も描かれておられました。
が、花をテーマに絵を描いているうちにいつしか庭をキャンバスに花を描く園芸画家へと転じられたようです。
少し私と重なる背景でもありますし、とても興味深くて園芸講座など開催されておられたので、いつかお会い出来たらと願っておりましたが、近年病でご逝去なさったことを知り、本当に残念に思っております。

 

さて、これまでの私の庭で鮮やかな黄色い花といえば、ミモザにクロッカス、テートタート、カロライナジャスミンくらいでしょうか・・・
最もメインツリーの木香薔薇は淡いながらも黄色に入りますけれどね・・・
昨年晩秋から早速園芸店に黄色い花を探しに行きましたが、思っていたより沢山見つけられました。
先ずは黄色系のパンジー、金魚草、リナリア、ネメシア、ガーベラ、ダブルオステオスペルマム等々、ヒヤシンスは黄色と橙色の2種の球根を植え込みました。

お花好きのお隣の方に黄色い花集めをしていることを共に庭いじりしながらお話していたら、橙色の冬知らずの小さな苗をお分けして下さいました。


先で、背景には黄色から杏子色に変化するサハラの薔薇が開く予定ですが、その頃はもう桜や花ミズキの葉が茂り、シェードガーデンになってしまっているかもしれませんけれど・・・

 

零れ種で芽を出した青い勿忘草が、そのうちに黄色い花々を更に引き立ててくれることでしょう。今しばらくは可愛らしい元気一杯の黄色系統の花たちばかりで、こちらも沢山の喜びと元気を貰っています!

 

2021.2.16     小出 麻由美

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