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2022.01.10

ミニシクラメン

この冬のシクラメンは、不景気のせいなのか、例年に比べて珍しい種類は別として、大鉢は少しリーズナブルな気がしました。
けれども、ガーデンシクラメンやミニシクラメンに沢山の珍しい種類が生み出されており、それらはちょっと割高に思えるものが多くあるのを感じました。

 

私は毎年大きなシクラメンの鉢を一つは購入していましたが、今年はミニシクラメンに目が留まり、それらを数鉢選んだので大きなシクラメンは諦めました。

 

まず、蕾のまま俯いて咲く珍しいシクラメンを二鉢。
それらは微妙な色合いで、花姿がとても可憐で麗しく、夫々にぴったりの宝石の名前が付けられています。
<ルビー>と名付けられたのは、くすんだワインカラーのもの。

<アメジスト>と名付けられたのはグレイがかったパープル。

初めて目にしたこの二つの花には、一目で釘付けになってしまい、小さな割にとても高価に感じましたが、直ぐに購入決意しました。
お店に残されていたのが夢のようで、こんな素晴らしいシクラメンに出合えて本当に幸せを感じています。

 

その後、また同じ園芸店で珍しい濃い菫色の素敵なミニシクラメンに出合いました。それは<サムライ>と名付けられていましたが、シャープな尖った花びらが刀のイメージなのか、潔さを感じるからなのか~?

これと同じ名前のブルーシクラメンを知っていますが、多分そのシクラメンのミニサイズなのだと思います。

 

それから、もう一つ取って置きのミニシクラメンが<ローゼスローズ>と名付けられた名前のもので、ネットにて購入しました。他では流通していない超レアものだそうで、色合いは普通のピンクですがとても珍しい八重を超えた万重咲きの薔薇のような花です。その花の豪華さ故に咲き誇った花は全て項垂れてしまいますので、高い位置に飾ることが必須ですが、どうしてこんな小さな蕾からこんなに大きく華やかに変身出来るのか不思議なほどです!
上手に管理すれば、次の冬もまた同じ花を咲かせられると説明書きにありましたが、果たしてまたちゃんと咲かせることが出来るかしら?

それから、<ショコラ>と名付けられた深いワインカラーや変わり咲きのものも加え、我が家のこの冬の玄関先は素敵なミニシクラメンの競演です。

 

2022 1.10    小出 麻由美

 

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