ブログ
Blog
2012.04.20
さくら さくら
今年は少し寒かったので、さくらは例年より遅く咲き、そして、すぐに散ってしまいました。
なんかゆっくり堪能する時間がないほど短いさくらでした。
今年の私のさくら見物は、四条河原町辺りの高瀬川沿いにずっとずっと延々と続く並木道。
出掛けた次いでに回り道して歩いたそのさくら並木道は、夜9時をまわっていましたが、ライトアップもされていてとてもとても綺麗でした。
それにさくらいっぱいだけでなく、人も半端でないくらいいっぱいでした!
10時を過ぎても、人の気配は少なくなる様子もなし・・・
ちょうどその日は、あの祇園惨事が起きた夜でしたので、なんとなく重い空気も漂っていましたが、せめて花だけは変わらず美しくあることを感謝しつつ・・・
この時季ばかりは、本当に日本に生まれたことを幸せに感じます。
そして国花がさくらであることも。
さくら、さくら
弥生の空は
見渡すかぎり
霞か雲か
匂いぞ出ずる
いざや、いざや
見にゆかん
とても美しい旋律にのせられたさくら咲く情景を現したとても美しい歌詞。
しかし、最近この歌詞に驚くべき発見がありました!
実は、この歌詞はこのままの響きでヘブライ語でも通じる意味があるというのです!
日本にはその昔、ユダヤの地から辿りついた民族が、色んな貢献をしていたという実証が沢山あるそうなのです。
この歌詞は、創造主の神様を褒め称える讃美歌と同じ内容だそうです。
クリスチャンの私と致しましては、こんな喜ばしい発見はありません!
この歌がより大好きになって口ずさむ私であります。
因みに祇園(ギオン)もエルサレムの都(シオン)が語源だそうです。
* * *
さて、例年の私の散歩コースの桂坂のさくら並木道も、遅く咲いてぱっと散ってしまいました。
だから、今年この桜を愛でながら歩けたのは、たったの三日だけでした。
行く春や 鳥啼き 魚の目に泪 芭蕉
本当にこんな心境です。
2012.4.15 小出 麻由美