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2015.09.10
イワシャジンを貝殻の鉢に
イワシャジンは漢字で<岩沙参>と書きます。
沙参とは中国で漢方薬を示す名前だそうで、薬草のように岩に咲くことから付けられた名前だそうです。
別名は岩釣鐘草<イワツリガネソウ>。
そう、私の大好きな俯いて咲く釣鐘の形をした、色も大好きな青い花で、とても野趣の雰囲気のある草花です。
勿論、山野草ですからね。
以前から一度育ててみたいと思っていましたが、なかなか普通の園芸店では見つけられない花種でした。
が、先日新聞の折り込み広告の中で、ホームセンターにて特売品としての小さなその花の写真が目に留まり、早速出掛けて購入してきました。
山野草にしては大きめの鉢で白い花もあり、嬉しく二鉢持ち帰りました。
さて、何処に植えるのがよいかしら?
夏は半日陰が良好とのことで、庭の木陰に置くことにしましたが、丁度買ったばかりの巻貝の貝殻の鉢を置いたままにしていたのを発見!
この中に素敵なお似合いの秋の花を植えようと思っていたのですが、まさにこの岩沙参の花の為に買っておいたみたい!数も何と二つです!!
直ぐに植え替えて、二つをバランスよく花壇の木陰に配置しました。
とってもお似合いの場所に、岩沙参も巻貝の鉢も私も大満足です!(笑)
小さな蕾がまだまだ沢山付いていて、秋が進んでも咲いていてくれそうな気配です。
終に憧れの山野草をわが庭で!
来年も花を咲かせてくれると嬉しいけれど、とりあえずは今年の秋は楽しめそうです。
鈴虫にでもなって、この花の下で一日中歌を歌っていられればきっと幸せでしょうね!
なんて思いつつ。
そう言えば、石川出身の友人が、この花で摘み草のおままごとをしていたと聞いたことがありましたが、なんとも贅沢なおままごとと羨ましく聞いていたのを思い出しました。
こんな花でおままごとが出来ていたのなら、さぞ創造力も膨らんだことでしょうね!
2015.8.22 小出 麻由美