昨年の晩秋から植え込んだパンジーが、真冬の陽だまりでも満開です。
パンジーってなんて健気で可愛らしい花なのかしら！？
昨今のパンジー市場は至極華やか色とりどりで、毎年新しい品種が生み出されています。
我が家では、ニチニチソウやカルフォルニアローズ、ペンタスなどの夏の一年草が終わる頃、鉢花は全てパンジーに植え替えます。

この年一番のお気に入りのパンジーは、フリル咲でブルー系が妙なる色合いの寄せ植えです。
この一鉢は自慢の素晴らしいパンジー饗宴となりました。

香りもとてもよく花持ちもよく、次々に途切れることもなく咲き溢れる優れものです。
いつも数本切っては絶やすことなく、小さなアンティークの香水瓶などに生けて傍に置いて、香りと花の美しさを楽しんでいます。

他にも、ネメシアやキンギョソウと寄せ植えしたものや、従来からあるヴィオラやアプリコットカラーのパンジーなど、どれもみな愛すべき存在です。

病知らずで殆ど虫も寄せ付けず、秋からこの寒い冬でも咲き続け夏が近づくまで！なんて重宝で素敵な存在かしら！？

以前時間をかけて、庭で咲いたパンジーを一輪ずつ寄せ集めて描きた続けた水彩画を引っ張り出して、これを何かステーショナリーに変身させたいなあ～と思っているところです。

パンジーの絵柄を使うととても人気が出るそうで、私としてはとても嬉しいことです。

２０１７．２．１２　　　　　小出　麻由美