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2016.01.13

ヒヤシンスのブーケ

昨年のクリスマス前、ご近所の親しい友人と小さなクリスマスティータイムを二人で過ごすことに。
久々に切り花を飾りたい気分になってお花屋さんに出向いた私。
イメージは薄紫の二種のヒヤシンスのブーケ。
部屋には冬でも我が家は窓辺に鉢花がいっぱいですが、切り花を飾りたくなるのは何かしら特別な気分の時。
でも、残念ながらご近所のお花屋さんにイメージしたお花はなし・・・
仕方なく選んだのは紫系のトルコギキョウとストックとブルースター。

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これはこれでなかなか素敵なのですが、気分はすっかりヒヤシンスだったのよ・・・

さて、その友人との出会いは、娘たちが小さい頃。
同じ団地の上階に住んでいた彼女は、私とは全く異なる賢い理系女で薬剤師の資格を持った方。
出身も東京で私は大分。京都を挟んで東西の私たち。
多分子供を介さなかったら、親しくなることもなかったかもしれません。
でも、美味しいもの好きで美しいものが大好きな心優しい彼女とは、子供を一緒に遊ばせているうちに親しくなり、お互い忙しい帰宅の遅い夫のいない夜には、それぞれの家で共に夕食をする仲に。
幼い子供たちが大喜びしていたのは言うまでもなく。

数年間その団地で暮らした後、先に私が主人の母と同居のためこちらに移り、その後彼女はご主人の都合で7年間アメリカ滞在に。
帰国後、嬉しいことに私の暮らす地に彼女のご主人の官舎があり、一年間そこで暮らすうちに近くで家を購入する運びとなり、晴れて再び我が家の傍に住まうことになったというわけなのです!
新しい出会いもとても嬉しいけれど、以前からの親しい友と過ごせるのはまた格別な喜びです。
彼女が美味しいケーキを買ってきてくれることになっているので、私は美味しいお茶を用意して待つことに。

チャイムと共に玄関先に現れた彼女の手には、ナ、ナント!正に私が思い描いていた二種のヒアシンスのブーケ!!!

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まるで私の想像の世界を彼女から覗かれたみたいな驚きで、私が狂喜乱舞したのはご想像どおり!
昔から彼女って私の趣味をしっかり把握してくれており、折に触れ素敵なプレゼントをしてくれる存在でしたけれど、それにしても凄すぎるこの不思議!!!
そう、今までも結婚記念日にあふれんばかりの鈴蘭のブーケを届けてくれたり、美しい薔薇の小物や特別に美味しいお菓子など折に触れ渡してくれたりしてくれる友でしたが、それにしても今回は驚きでした。

ケーキも私が一番好きな苺ショート!
思った以上のお味で、それはもう大満足でした!
彼女のお陰で今年は本当に素敵なプチクリスマスを過ごせました。
このヒヤシンスは、限りなく優しく甘く我が家でしばし香っていてくれました。
が、私の中で永遠に忘れられない枯れないヒヤシンスになりました。
本当にどうもありがとう!!!
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こんな素敵な友に出会わせて下さり、傍に配置して下さった神様に心から感謝します。

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2016.1.9     小出 麻由美

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