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2016.01.06
ホワイトクリスマスのおもてなし
ご近所に住むロザリアン(薔薇仲間)のとっても素敵な友人が、クリスマスランチにお招きして下さいました。
彼女のインテリアは白と黒を基調にしたイタリアンモダンスタイル。
隅々まで彼女のセンスの良さが随所に施されてあり、それはそれはもう溜息がでるほど素
敵です!
メインのクリスマスツリーもホワイトでクリスタルのガラスのみの飾り。
今日のテーブルセッティングは試験管のようなガラスの器にかすみ草を沢山飾って。
今年は雪がないクリスマスだから、初雪をイメージしてとのこと。
何て素敵なの!!!
白い部屋の白いテーブルクロスの上は白いお皿に杉の葉を散らして。
そして、ワインクーラーのみが赤いガラスの器で利いてます!
本当にお洒落!!!
お料理の腕前も素晴らしく、その上盛り付けも超一流です!
眺めているだけでうっとりです。
透明なガラスの器に手作りハムのサラダを盛って、
その下には杉の葉の飾り。
紫キャベツを飾ったお肉は素敵に変身。
カニ身のクリームスパゲティー。
エスプレッソコーヒーとエクレア。
特に驚いたのは手作りのクリスマスカレンダーです!!!
シルヴァーの額縁の中には、彼女による手刺繍のカレンダーの数字が丁寧に施されてあり、
そのカレンダー数字が進む度毎に、小さなシルヴァーの飾りを針で止めて行きます。
「こんな素敵なクリスマスカレンダーは見たことないわ!」と驚嘆した私。
それもそのはず、このアイデアは彼女自身によるものだそう。
本当に創造力豊かで、部屋のいたるところに素晴らしい彼女のアイデアが満載です!
庭は冬薔薇も美しく咲いていて、初めて目にした私の手よりも大きな獅子柚子の実がたわわに実っていました。
こんな完璧な白と黒のインテリアなのに、居心地のよい温かさは彼女のお人柄によるもの。
ご主人も二人の息子さんたちも、きっとこの家に帰るのを毎日とても楽しみにしているのでしょう。
丁度友人が教えてくれて感激していたウィリアム・モリスの語っていた言葉がぴったりとあてはまります。
<人類に最も重要で、最も求められている大切な芸術は何か?答えは美しい家である。そして美しい家は、庭を纏っていなくてはならない。美しいと思わないものを家の中に持ち込んではならない。>
2015.12.26 小出 麻由美