ロザリアン（薔薇愛好家）の友人が、この度フラワーアレンジメントの教室を開催することになりました。

彼女の予てよりの夢で、二人の息子さんたちも成長なさったのでいよいよ夢実現で、私も大変嬉しく彼女を心から応援したいので、拙いこのブログでもご紹介させて頂きます。

ご興味おありの方は、是非とも彼女のインスタグラムを覗いてご覧下さいませ！

　＜フルール　エンブータン＞フランス語でフルールとは花、エンブータンとはいい匂いがするとか魅惑的なという意味だそうです。同じ名前の香水もあるそうです。

いうまでもなく、その彼女は気さくで素晴らしいセンスの持ち主なので、私は自信を持ってお薦め致します。

お教室のご自宅は、イタリアンモダンの設えで、どこを見ても雑誌の一部分のようで、そんなインテリアと薔薇の庭に囲まれての学びは、それだけで非日常の幸せな花時間になること間違いなし！です。

そのお教室のオープニングに友人たちと駆けつけて、私も体験レッスンに参加してまいりました。

とにかく、彼女の花の選択にもう大感動です！！！

今回はオレンジ系の花を中心にレモンイエローのグロリオーサリリーとグリーンリーフなどを絡めた花材です。
私の時間帯には５名参加3種類のブーケがあり、どの花材でも納得ですが、皆さんなかなか選べないので恒例のジャンケンポン！で（彼女のお家のお茶会で多種のケーキをお出し頂いた時など行う行事なのです　笑）

オレンジ系の大輪のダリア、オレンジ系の初めて目にしたカラー、アプリコット色の薔薇がメインで、私は2番目勝利でしたので、ダリアか薔薇かで随分迷った末に薔薇に決めました。とにかく花の選択が素晴らしいので、アレンジする必要もないほどで、私は直ぐにブーケに仕上げ悦に入っておりました。

余りにも早い仕上げに、他の皆様から「男前！」とエールを頂き、調子に乗った次第です。

（苦笑）

ほぼ同じ花材を使っても、夫々に全く異なる素晴らしいアレンジが仕上がりました。

本当に興味深く面白いことですよね～それで仕上がりブーケ全員集合の写真撮影です。

オープニングのささやかなお祝いに恒例のキャロットケーキを持参しました。

このケーキは栗原はるみさんレシピのものを毎回私流にその時々にあるものでアレンジします。今回シークワイサーとカボスを使ったアイシングに他の友人が小さな可愛い金平糖のお菓子をプレゼント下さっていたので、星のようにそれらを鏤め粗めにすりおろしたクルミで飾ってみました。

皆さん大喜びして下さいましたが、実はこのケーキは私自身が定期的に食べたくなるのです。でも、流石に自分の為にだけに焼くほどお菓子作りが好きなわけではないので、こんな機会には皆様にも押し付けです。

レッスン後にケーキに合わせて友人が美味しいお花の紅茶を淹れて下さったので、何杯もお代わりをして楽しい会話がはずみました。締めには美味しいアイスカフェラテを頂いて、楽しい花時間はお終いです。

同じ心を有した友人たちとの一時はなんて素敵で快い時間なのでしょう！

このコロナ禍の猛暑の日々、そして高齢で少しずつ情熱が失われつつある日常で、とっても素晴らしい時間を提供して下さった友人に心より感謝お礼を申し上げます。

そして、この＜フルール　エンブータン＞のフラワーアレンジメントのお教室が、祝されることを心より心よりお祈りしエールを送ります！

帰りはブーケを素敵なラッピングで仕上げです。とてもお洒落なブーケを抱え、わずかな道のりですが（友人宅と我が家は近いので）その時間もとても幸せでした。

 

翌々日に（この時季薔薇は弱いので）アレンジの花たちもそれぞれにお着替えさせました。幾通りにも変身させた花たちに再度心ときめきました。

今回私のブーケの花材は以下のものです。

バラ・アプリコットファンデーション/グロリオサ・ルテア/レースフラワー・グリーンミスト/テマリシモツケ・ディアボロ/キイチゴ・ベビーハンズ/ワレモコウ/アワ

そして、頂いた野ばらの実の枝をくるりと曲げてリースに仕上げました。

２０２２．８．２９　　　　　小出　麻由美