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2013.10.27

姫路コンサートの花束

嬉しいことにまた娘たちのコンサート<世界平和を願って>を姫路で開催させていただきました。

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彼女たちにとって初めての姫路は日帰りにしては少し遠くでしたが、会場には200名以上の方々が足をお運び下さったそうです。
心より感謝申し上げます。

樹里亜がピアノを弾き始めてから、客席でずっと涙を流していらっしゃる方もおられたようで、会場が感動で溢れ、娘たちも喜びの中で遠い道のりの遅い時間にも関わらず、楽しそうに弾んだ会話をしながら満面の笑顔で帰宅してきました。

今回は新曲、サンサーンスの動物の謝肉祭から、かの有名なチェロの美しい曲<白鳥>を初ダンス付きで披露してきました。
ピアノ編曲がゴドフスキーという作曲家のかなり難しいもので、大変素晴らしい白鳥に仕上げられています。
私が以前FMラジオで聴いて、すぐにそのCDを取り寄せ樹里亜に聴かせたら、彼女もそのアレンジをとても気に入り、早速楽譜を取り寄せ練習開始に。
この編曲は楽譜暗譜が得意な樹里亜でもかなり大変だったようです。
私も楽譜を見て、山のようなオタマジャクシの群れに音符をなぞることすらできませんでした。
もっともサンサーンス原曲のシンプルな楽譜でも四苦八苦している私なのですから、お手上げなのは明白ですが。
確かにこの編曲でCD化しているピアニストが殆どいないのは、多分難関なせいなのでしょう。
野夕梨もその美しい曲を聴きすぐに踊りたくなったようで、振付開始。
この曲はバレエでも定番です。
アンナ・パヴロワという偉大なバレリーナが、胸を矢で射られた白鳥が瀕死の状態として踊ったことから一躍有名になりました。
が、本来サンサーンスは湖上で優雅に泳ぐ白鳥をイメージして作曲したものです。
野夕梨もどうしても瀕死状態の白鳥はこの曲からイメージできないらしく、素直に優雅にただ水面を美しく泳ぐ白鳥を振り付けました。
これでエステルに続く創作ダンスの第二弾が仕上がり、初めて姫路ホールで初披露できる運びになりました。

残念ながら私は初舞台を観る事ができませんでしたが、自称総監督の私が家で最終チェックをして二人を送り出しました。
大好評でたくさんのアンケートに感動の声が寄せられていたと、後で主催者の方からお礼のお便りを届けて頂きました。

さて、この度のコンサートでも二人にお花を頂きました。

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ピンクの百合を中心としたガーベラや金魚草、カスミ草で彩られた細長い花束でしたが、その長さのままで活けると平凡な感じがするアレンジでしたので、思いっきり茎を短くしてピンクの手作り吹きガラスに活けました。

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最近の花束に加えられる花は、圧倒的にガーベラが多いようです。
確かに最近のガーベラは品種改良が進み、花びらも大きく花色がとても多くカラフルになっています。
私の幼い頃は尖った細い花びらで、鶏冠のような朱赤や臙脂のみであまり好きではありませんでしたが、何だか今ではそちらの方が懐かしいくらいです。
それからマゼンタカラーのデンファレも多く見かけます。
蘭の種類で豪華さと長持ちする扱いやすさが選ばれるゆえんでしょう。
そこで、気付いたのですが、私は本来マゼンタカラーは好きな色合いなのですが、花になるとあまり好みでなくなる色合いだと。
ガーデンフラワーのブーゲンビリアもこのマゼンタカラーが主流ですが、この色のブーゲンビリアには全く興味がありませんし、デンファレだったら白い方を選びますから。
それで今回のブーケからもマゼンタカラーのデンファレとカスミ草はそれぞれ別に活けました。
娘たちも短く活けた百合やガーベラ、そして金魚草、アルストロメリアを見て全く違うブーケのようだと、感心してくれました。

最近は娘たちのお陰でリビングは花が絶え間なく、幸せな総監督の私です(笑)

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2013.10.12      小出 麻由美

 

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