皆様はどのようなお正月をお過ごしになられたでしょうか？

我が家はアメリカから帰国した次女野夕梨＜のゆり＞を迎え、家族四人の閑かで穏やかな一時を過ごすことが出来ました。
長女紫音＜しおん＞の自閉が酷くなって、家族四人揃ってレストランへも出掛けることが出来なくなってしまったので、今年は初めておせち料理を親友一押しの小料理屋さんで誂えて戴いたものを注文してみました。

二段重ねのお重の中に、四人がたっぷり頂いても有り余るほどの美味しいお料理がぎっしりと詰まって、美しい手の込んだ料理の小品集みたいでした。
年末は何かと気忙しくばたばたしているので、こんな風な贅沢もいいかもしれないと思いました。
家庭ではなかなか手に入りにくい素材を使っていたり、技術的にも高度な技のものもあり、家族も大喜びでしたしね。
最初はおせちを買うなんてちょっとした罪悪感もよぎりましたが、普段ちゃんと手作りの心のこもった料理を提供していますし、大量生産のお店ではないので温かさも充分感じられる家庭的、かつ本格的なお味でしたから。＜笑＞

玄関口の花は、例年のように小さな葉ボタン三種と同系色のパンジー、アリッサム、プリムラそしてそれに小さなエリカの木が合いそうだったのでそれらを寄せ植えにしてみました。可愛らしく仕上がりなかなか気に入っています。

それから、玄関にセンリョウの赤と黄の実を用意していたら、友人が沢山戴いたからとナンテンの赤い実が一杯付いた大きな枝を二本もお裾分けして下さったので、思い掛けずとても立派な飾りになりました。大満足です！

リビングは、クリスマスがシルヴァーグレーだったので、今度はゴールドに。
丁度野夕梨がアメリカからのお土産にとっても素敵なゴールドのテーブルクロスを買って来てくれたので、私のイメージ通りのインテリアになりました。
感謝です！

大好きな白みそ仕立てのお雑煮と黒豆、数の子、それに主人の大好物のおぜんざいもたっぷり用意して、あとは太らないことに注意を払うのみ！？の素敵な我が家の新年でした。

今年の新年のお客様は、ドイツからのとっても素敵な宣教師のユーゲンさんとスイスからの好青年ファビアンさんでした。＜何と！彼がとっても美味しい手作りのリンゴケーキを焼いて持ってきて下さり、びっくりしてしまいました。＞

では、今年が皆様にとってお幸せな年となりますように・・・　　　祈りつつ

　　　　　　　　　　　　　　　　　２００９．１，３　　　小出　麻由美

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