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2016.11.14
桃薄紫色の庭の花
秋が深まり初冬の気配すら感じる庭でも、我が家では優しい桃色を帯びた薄紫色の花々が咲いています。
桃薄紫色とでも呼びましょうか・・・
先ずは春からずっと花を絶やさず盛夏も元気だったペンタスの花。
鉢で白と桃薄紫の二色を植えこみましたが、本当に健気で手間要らずの丈夫な花です。
冬の寒さに弱いようで、大きな温室があれば冬越しも可能なのでしょう。
名前は五枚の花びらの五角形が由来です。
小さな星の集まりのようで、とても可愛らしい花です。
私はこの桃薄紫のペンタスが一番好きですが、あまり園芸店では見かけない色合いです。
次によく咲いてくれるのは、ノウゼンカズラです。
ノウゼンカズラと言えば、オレンジ色の大振りの花のイメージですが、この桃薄紫の小さな花の集まったものもノウゼンカズラなのです。
きっと地面に下ろすととてつもなく大きく広がるでしょうから、小さな庭の我が家では小さな鉢に植えて管理しています。
こちらも冬以外はいつも花を咲かせている元気者です。
玄関周りの階段にいつも花びらを散らして、それが私のお気に入りでもあります。
散った花びらも美しい色合いを長く残していてくれますからね。
それから、ブーゲンビリア。
この花は、殆ど主流はショッキングピンクです。
が、私は珍しいこの薄桃色のブーゲンビリアがお気に入りです。
通常のものより少し花が大きく花付きも少なめですが、この色合いに魅かれて冬は室内で管理しています。
日本では沖縄や伊豆だと地植えが可能なようです。
イスラエルを旅した時、地中海側では真冬でもたわわにこのブーゲンビリアの花を地植えで咲かせていたのは驚きでした。
勿論色合いはショッキングピンクでしたけれどね。
我が家の最後の桃薄紫の花は、プレクトランサスです。
なかなか覚えられないこの花の名前には頭を悩ませています。
南アフリカが原産で、五度以上の日当たり良い場所で管理が必要、乾燥には強いそうです。
昨年初めて園芸店にて見つけ、育ててみましたら、とても花付きがよくて綺麗だったので、花の少なくなる季節に重宝しました。
鉢に三つの苗を植え込み、冬は温室に入れましたが残ったのは一つの苗だけでしたので、今年は二つ買い足して植えこみました。
きっと室内で管理すれば冬越しも可能なのでしょう。
まだまだ我が家の小さな庭はこれらの桃薄紫の花や優しい色合いの花々が咲いていてくれ、幸せな秋の深まりを感じています。
2016.11.5 小出 麻由美