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2011.06.23
梅雨の花
例年より12日も早く来てしまった梅雨。
楽しみにしていた大好きなイングリシュローズのピエール・ド・ロンサールが、雨に打たれ垣根に絡んだまま・・・いくつもの大きな蕾が茶色く首をもたげてしまいとても悲しい結幕に・・・
一年に一度きりの花なのに・・・
でも、そんな私の嘆きを慰めてくれるように、梅雨の花が美しく開き始めてくれました。
梅雨の花と言えば紫陽花!
私の生まれた月の花ですし、長女に名付けたこの花への思い紫音<シオン>。
*紫陽花色の雨音を聞きながらやってきた娘。
私はこの花が大好きなので、鉢で沢山の種類を育てているのですが、何故か上手に花を咲かせられません。
剪定時期や剪定箇所で花の開花が決まると聞いており、それなりに考慮しているのですが・・・
けれども、そんな私の紫陽花たちの中でも、庭に下ろした次女のアメリカの親友・ケイトレンが私にプレゼントしてくれたものだけが、沢山美しい色とりどりの姿を見せてくれました。
昨年は一輪だけで、まるでケイトレンの存在のように咲いた花でしたが、今年は十輪!
小さい株なのになかなかいい感じに淡いブルー、濃いブルー、パープル、ピンクと微妙な美しい色合いです。
その傍で、白いホタルブクロが寄り添うように咲き、饗宴とまではいかなくてもなかなか息の合った共演です!
毎日降り続く雨の中、私に喜びを与えてくれる今年の梅雨の花です。
2011・6.22 小出 麻由美