椿のスカーフ

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2006.10.16

椿の花が大好きになった理由がもうひとつ。
シャネルのスカーフに出会ったから！私は、食器を除いてブランド物には一切興味がないのですが、知人が纏っていたそれは素敵な花柄のスカーフがシャネルの物だと知り、ブランド物を見直したところです。
だいたい、他人のイニシャルが入った目立った物など持ちたくはありません。
それに、シャネルのスカーフは馬の頭や大きな鎖がデザインされた物が多く大嫌いでした。でも、シャネルが椿の花を愛し、カメリアシリーズという種のスカーフをいくつかデザインしていることを知り、興味津々です。

丁度そんな頃、主人の素敵な姉が纏って我が家へ訪れたスカーフが何とシャネルのカメリアシリーズのものでした。
知人のものは、サーモンピンクで何十種類という八重の椿がスカーフの真ん中に丸くぎっしりと集められていたそれはそれは溜息が出るほど美しいもの。
そして義姉のものは、深いモーヴ系の紫で暗色の紅椿が大きめに鏤められて配置された華やかさの中にも落ち着きのある粋で素敵なもの。
どちらも甲乙つけがたい芸術作品と言っても過言ではないほどの素敵なスカーフ。
義姉によると、大判といえどもスカーフにしてはコートが買えるほどの値段で、何度か通った末に手に入れたとのこと。
きっと私も大好きだろうなともう一枚探してくれたようですが、残念ながら無かったと申し訳なさそうに、その金額分を私に下さったのですが、残念ながら未だに見つかってはおりません。
お店の方に尋ねたら、年間に２０点しか日本に輸入されていないようで、なかなか簡単には入手できないとのことでした。
ある通信販売のカタログでカメリアシリーズのスカーフを紹介していましたが、紺地に白い椿が鏤められたもので、あまり心が動かされませんでした。
一体、これまでにいくつのデザインのカメリアシリーズを製造したのか知りたいところです。果たして、現在もまだ続行しているのかどうか・・・
先日も電話で「私が必ず見つけてあげるからね。」と優しい義姉。

・・・でもね、もっと大きな願いとしては、シャネルに負けないような美しい花を描いた私のブランドのスカーフを作って、多くの素敵な方々に纏って頂くことなのです！
夢は大きい方がいい！！！　

　　　　　　　　　　　２００６．１０．１４　　　　　　小出　麻由美

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