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2016.01.21

美人な椅子Ⅱの続き

アーム付きのゆったりとしたこの椅子の他に、背凭れのデザインが同じでアームなしの少し小振りなダイニングチェアタイプのものもあと一脚発見!
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我が家の食卓の椅子は七脚置いてあり、本当は全部異なるアンティークの椅子にしたいと思っていましたが、当初必要に迫られてイギリスアンティークのクィーンアンタイプ四脚セット買いをしていました。
娘の机の椅子にも一脚使っていますが、あと三脚が同じもの。
それは正当なダイニングの椅子で、寛ぐには少し窮屈な感じで気になっていました。

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でも、好みで座りやすいアンティークの手ごろなダイニングにぴったりの椅子も、なかなか見つかるものではありません。
でも、この椅子だと大丈夫そう!
でも、経済的にすぐには無理・・・
検討中の方々も沢山!
そう思っていたところに、我が家に両親を招いて我が妹夫婦と弟を招いて宿泊会(母の八十歳の記念パーティー)を催すことに。

五人の寝泊まりの来客はなかなか大変でしたが、それは楽しく素晴らしい時間になりました。
本当は何処か皆で旅行をして旅館に泊まりたいところだったけれど、私の長女が自閉が酷く動けないので、結局この方法しか選択の余地がなかったのです。
それで、帰りに両親からお世話になったからと私に沢山のお小遣いを渡してくれたのです!
主人から大切に使うように言われましたが、行き先はもう決まっていました!

父母の記念に、ティーテーブルの肘掛のあるものは父の椅子。
ダイニングの肘掛のないものは母の椅子。
その記念のために使うことに。

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両親も八十歳を超え、あとどれくらい会えるのかしらと思うと涙があふれます。
勿論、この年代まで二人が揃っていてくれるだけでも感謝なことなのですが、遠くに嫁いだことが少し親不孝のことのように、この年になると感じてしまいます。
それに障害を持った子供を与えられてしまったので、なかなか自由に往来が出来ず、哀しい思いを沢山させてしまったりもしましたので。
でも、神様に在って無駄なことは何一つないと信じています。

是非とも両親にはまた近いうちに、元気でこの椅子たちに座りに来て欲しいと心から願っています。
2016.1.14     小出 麻由美

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