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2016.10.21

薔薇のネームプレート

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この度、滋賀に住む親友が、教会のセルチャーチ(所属する教会が大きくなり、夫々小さなグループに別れて礼拝をする場所)の牧師に任命されました。

彼女は、出会った20歳の頃から長年の私の祈りの課題の人でした。
男女を問わず友人を沢山持つ彼女は、太陽のように明るくとても親切心にあふれたリーダー気質で、いつも人の相談相手役に選ばれ、常に友人たちに囲まれている人でした。
その頃から、彼女がクリスチャンになれば、人々によき影響を与える伝道師になるのは間違いなし!と確信を持っていた私です。

異なる大学の私たちが出会ったのは、共同キッチンとトイレのある小さな<みどり荘>というアパートでした。
私は大分、彼女は熊本で同じ九州出身でした。
出会ってすぐにお茶に誘い彼女の願いを聞いた私に、「親友が欲しいです。それから生きる意味、真実が知りたい!」との篤い返答。
それに彼女も花や美しいものが大好きで、文学や音楽にも造詣が深く趣味が殆ど同じで、すぐに意気投合し無二の大親友になりました。
早いもので、出会ってから40年が経ち、夫より長い付き合いです。

私は卒業後、デザインスタジオに勤務後すぐ結婚に導かれましたが、頭脳明晰な彼女はいろいろな場所でキャリアを積み、長い間有能なキャリアウーマンとして活躍していました。
が、その後素敵な方と出会い、潔い彼女は出産を機にきっぱりと仕事を辞め家庭に入りました。
嬉しいことにずっと関西を離れることがなく、私たちは時折出会ってゆっくりおしゃべりを続けることが今日まで可能でした。

さて、そんな彼女が大津の地で子育てをしている中、力強いクリスチャンたちと出会い、神様の真実を知るまでにはそれほど時間は要しませんでした。
真実を追求する真っすぐな彼女は、聖書が神様(創造主)からのメッセージだと理解してからというもの、神様の愛を伝えることが一番の幸せだと自分の人生の指針を明らかにしていきました。

彼女の住む町はローズタウンという新興住宅地です。
その名に相応しく、薔薇の大好きな彼女は庭中を薔薇で埋め尽くし、町中の方々の憧れの庭に仕立て、同時に神様の伝道師として活躍し始めました。
そう、薔薇は神様の作品です!
彼女が牧する小さな教会は薔薇を介する人が多く導かれてきます。
当然のごとく彼女の教会の名前は<アガペーローズチャーチ・ARC.>と命名されました。
その教会は賛美と聖書の言葉を朗読する礼拝です。

有り難いことに私がその教会のネームプレートに薔薇の絵を描かせて頂きました。
私もほんのちょっとだけ参加できているようで、嬉しく嬉しくネームプレートに薔薇を描かせて頂きました。
勿論、背後でアガペーローズチャーチの祝福の為に日々祝福のお祈りを捧げていますよ。

最後に以前も記したことがありますが、<バラ>とはヘブライ語で~創造する~という意味があるそうです。
2016.10.10    小出 麻由美

 

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