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2016.10.20

野のゆりを見よ

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野のゆりをみよ。
これは聖書の言葉です。
言うまでもなく、ここから次女<野夕梨>の名前をつけました。
長女<紫音>が重度の知的障害を負って生まれてきましたので、正直第二子の出産はとても不安でした。

でも、神様がお創りになられるものは、全てよき作品です。
野のゆりを見よ~とは、*明日のことは思い煩わずに将来を一切心配しないで、すべて神様に感謝して、その日一日一日を野で健気に咲くゆりのように過しなさい*という意味です。
私は大きなお腹を抱えながら出産まで、この聖書の言葉に励まされ、女の子が生まれたらのゆりにしようと決めていました。
念願通り第二子も娘でしたから、迷わずこの名前に決めました。
<のゆり>とは世間一般ではとても珍しい名前ですが、クリスチャンホームで生まれた女の子には有り得る名前なので、漢字にこだわって誰も使っていないだろうと思う自分の好きな字を充てました。
私が<まゆみ>というとても平凡な名前だったので、平凡でない名前にとても憧れておりました。
ただ、私も麻由美の<麻>の漢字が名前に付けられていたのは当時珍しかったので、それがとても嬉しく感じたものでした。
同じ響きの名前でも漢字で全く異なる印象が生まれるのは、本当に不思議で素敵な世界だと思います。

ところで、野夕梨は今年の10月4日で30歳になりました!
今回は節目の年なので、かなり特別な思いがあるようで、珍しく彼女の方から誕生日プレゼントのリクエストがありました。
私がかな書を習って一年が過ぎ、和歌を書いた作品を見て、「わたしのために何か聖書の言葉をお母さんの書で書いてプレゼントして欲しいの!」とのこと。

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驚き桃の木山椒の木!!!
今までそんなに彼女が書に興味があるようには思えなかったし、まだまだ初心者の私にそんな書が書けるかしら!?
でも、今のままの書でも心をこめれば大丈夫よね~とすぐに承諾の返事。
「わたしにどんなことばがいいかしら?」との娘の問に、間髪入れず「野のゆりしかないで書!(笑)」と私。
「やっぱり~」と、満面の笑顔の野夕梨でした。

それからすぐに、図々しくも書の先生に娘の話をして、お手本をお願いしてみましたら、即ご快諾下さったうえに、次回のお教室で皆さんの課題にもさせていただいてもよろしいかしらとのご意見を頂きました。
「勿論、娘も私も神様も大歓迎です!!!」
と、いうわけで願ったり叶ったりの嬉しい課題になりました。

そこで思いついたのが、私の水彩画の百合の花を描いた紙に書くことでした。
勿論和紙に書くだけでも文字が絵のようですから、とても素敵なのですけれどね・・・
今まで百合の花は沢山描いているので、商品化されていた画の中から(白い二重奏)と題した、白いカイザーという俯いて咲く百合と八重のトルコギキョウを描いたものを選びました。

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懇意にしている印刷会社(私のこのブログやホームページを作成してくださっているメディアライン社)の方に特別にお願いして、その用紙を作って頂くことにしました。
快く受けて下さった彼女も、素敵な書になるようにと配置を色々考慮して下さいました。
「本当に感謝しています!」

先生には事前にお渡しして、創作して頂いた素晴らしい百合の花のような文字をこの用紙にもお書きいただき、お手本を作って頂きました。
そして、お教室の皆様にも、私からの押し付けプレゼントとして、この百合の画の用紙をお渡ししましたら、皆さん大変お悦び下さりそれぞれに素敵な文字を書いて仕上げて下さいました。

まだ書が未熟な私は、装丁で誤魔化しのドレスアップです。

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お似合いの額に入れて、画材屋さんへ走り、それに似合うマットを入れて頂きました。
如何ですか?

野のゆりを見よ。

若い頃の私にはあまり響いてこなかった聖句でしたが、色んな辛いところを通ってきた今では、本当に力強く麗しい聖句となりました。

「野夕梨、30歳のお誕生日、本当におめでとう!!!あなたがこれからも思い煩うことなく、神様の命のままに美しく優しく力強く咲いていてくれますように!」

*私のかな書の先生のブログにて素敵な野のゆりの書もこちらに掲載されています。
どうぞご鑑賞下さいませ。<京都・おとなのかな書道教室   三宅千鶴>

2016.10.4     小出 麻由美

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