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2008.12.24

12月23日の朝に

今年の教会のクリスマス礼拝<12月21日>には残念ながら出席できませんでした。
主人は仕事で泊まりの東京出張中。
娘の紫音は、ここ数ヶ月間自閉が酷くなり外へ連れ出すのが困難で、殆ど外出が出来ない状態。
それで、アメリカから戻った次女・野夕梨に家族を代表して礼拝に出席して貰いました。
その時に彼女に託して、私を気遣って下さる数人の方に私からのクリスマスカードを届けて貰ったのですが、その中の一人の姉妹から<教会では皆兄弟、姉妹と呼び合います>今朝、思い掛けない宅配便が届きました。


クリスマス2

中身を開けると、手作りのリングカボチャケーキの真ん中に美しいピンクの八重の椿が添えられたものと、大好きな手作り干し柿。
そして、<沈んだ気分に元気を与えるヒント100・いのちのことば社発行>という聖書から引用してある小さな励ましの書かれた本。
それに彼女からの優しい直筆のお便り。
本当にそのお優しさに暫く涙が溢れて止まりませんでした。
直ぐに御礼のお電話をさせて頂いたのですが、声が涙に詰まって殆ど会話になりませんでした。


クリスマス1

彼女と初めて出会ったのは定かでないのですが、親しくなったのが親友のご主人の告別式の斎場でした。
色々お話を交わしているうちに、彼女の看護師をしてらっしゃるお嬢さんが人を励ますために用いていた本が、私が以前執筆していた<紫音・神様から与えられた子供>だということがわかり、場もわきまえずに二人でとても盛り上がってしまったのでした。


当時二人は異なる教会に所属していましたが、神様の導きで私たち家族は彼女のいらっしゃる教会の会員にして頂き、それから折りに触れ親しくさせて頂いています。
彼女は励ましの人で、初めて教会を訪れた方や心痛めた方々の慰めに余念がなく、いつも教会の台所に立って大人数の食事の支度を喜びを持ってご主人様!と一緒に手伝って下さっています。
人の目立たないところでトイレの掃除をしている姿も何度もお見かけしました。


私も今までどんなに彼女に励まされたか分かりません。
私が個展をする時も、必ずご主人様と一緒に駆けつけて下さり、私以外のスタッフの方々の分の沢山のお菓子を焼いて届けて下さったりもしました。
私が大変な時に、実に時に叶った優しさをいつも届けて下さるのです。
彼女の一言の励ましと、その力強いお祈りにどんなに支えられたことでしょう!
私も彼女のような優しさを身につけられたら・・・と思います。
<最近は義母のこともあったうえ重度の障害のある長女のことで、なかなか思うように人々に神様の愛を届けられず、反省することの多い日々です。>


彼女がそんなにも明るくお優しいのは、苦しみを沢山経験されていらっしゃるから・・・
数年前彼女は脳腫瘍を患い大手術を受け、現在もその腫瘍は残ったままで失明する可能性をまだ残したままなのです。
でも、彼女は「神様が私を用いて下さる日まで私は大丈夫!全てお委ねしてあるから何も心配していないのよ!こんな者も用いて下さる何て本当に嬉しいのよ!」といつも謙遜に笑ってお答えになられます。
そして、障害のある娘を育てている私に「苦しみが多い分だけその分以上の祝福を神様は必ず下さるからね!」と折に触れ語りかけて下さいます。
勿論、私もそう信じて日々穏やかに幸せに過ごさせて頂いています。
きっと、神様を知らなかったら私の人生悲惨だったろうなと思います。
だから、苦しみ悲しみが襲ってきても、いつもクリスチャンでいてよかったなと思います。
それに、こんな素敵な姉妹が与えられるのですもの!


クリスマス3

自由に外出の許されない休日の朝にも神様はこんな素敵なプレゼントを宅配便で届けて下さいました。
どうか彼女のもとへも神様からの沢山の祝福が届きますように・・・
           感謝を込めて心から祈りつつ



             2008.12.23   小出 麻由美


 


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