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2015.05.11
‘15 母の日
50代、この年代に入って母が健在でプレゼントを渡せることがどんなに有難いことかと身に沁みます。
正直、私は母とはまるで価値観も趣味も会話もかなり異なり、あまり共通点を見出せません。だから、会ってもあまり会話もないのですが、やはりいつも母の愛情はこの年になっても感じています。<ありがとう!お母さん>
母も今年は80代になるので、いつ突然のお別れが来ても覚悟は必要だと自分に言い聞かせています。
大分と京都、近いようでなかなか遠いもの。
本当はこの年代になると、プレゼントを渡すよりも会いに行った方がよりよいプレゼントになることは分かっているのですが、それが簡単に許されない距離と状況なのは、やはり哀しいことですね・・・
私の結婚が決まった時、遠い距離だったのを一番哀しんで言葉にしたのが母でした。
「子供が出来たら再々帰って来られないし、年を取ったら寂しくなる。」と、そんなことを口にしていた母でしたが、今になってその気持ちが痛いほど分かる私です。
しかも、私は重度の障害のある長女を神様から託されたので、両親と会える機会がずっと少なくなってしまいましたから・・・
でも、近くで不幸な結婚よりも遠くで幸せな結婚の方が親孝行だと思うので、どうぞ許して下さいね。お母さん・・・
さて、そして私も母親です。
有難いことに、次女の娘とは価値観も相性もとてもよく大親友のようです。
二人で話していると、すぐに時間が経ってしまいます。
これは私の夢でしたから、本当に感謝なことに思えます。
今日は彼女がひとりで夕飯を拵えてくれました。
メニューはメキシコ料理のタコス。
私も大好きなのですが、最近はあまり作っていない料理メニューです。
そこで、娘が久々に腕を振るってくれました。
彼女は15歳から22歳までアメリカに滞在していたせいか、日本食よりもスパイシーな食材を好みます。
それに、どうしても日本が馴染めないようで、海外への出発機会を待ちあぐねているようです。
確かに彼女が遠くに行くのは寂しいけれど、彼女自身が幸せに過ごせる場所が一番良い所だと分かるから、私もその旅立ちを応援しています。
この地上は仮の住まいです。
イエス様を信じた私たちの永遠の住まいは天にありますから、この地上では親子といえども、其々神様から託されたことを成し得て過ごせる場所にいることが一番の幸せだと思っています。
話がそれてしまいましたが、娘が素敵なディナーをひとりで整えられるようになって本当に嬉しく思います。
私に似てこだわりもかなりのものです(笑)
テーブルセッティングのセンスもなかなか洒落ています。
それだけでも、とても嬉しかったのに、素敵な薔薇のカードとプレゼントも用意していてくれました。
薔薇の花びらを散りばめた上質なチョコレートのセットと薔薇色のメモリーポケットピット。
実はそのメモリーチップ、私がこのブログ制作の折に出来上がった文章が消えてしまうことが時折あり嘆いていたことを知っていたからなのです。
娘の優しさに感動です!
<野夕梨*ありがとう!貴女が何処へ旅立つとしても、貴女がいつも最高に幸せであることを祈っています。貴女の大空へ高く高く自由に翼を広げ羽ばたいてね!>
2015.5.10 小出麻由美