マイガーデン96号　秋号が発売されました。

初めての秋号には、やはりコスモスの花の口絵に致しました。

少女の頃、コスモスは私の花だと思っていましたので（笑）

以前、そのことを書いたエッセイを他の雑誌にも掲載したことがありますが、すぐに友人から「あら、コスモスは私の花だと思っていたのに！」と連絡があり、二人で大笑いしたものでした。

コスモスの花、お好きな方は多いですねえ～

某出版社で沢山の種類の私の花の絵ハガキを製作した時にも、一番の売れ行きは断トツにコスモスだったとご連絡を頂いたことがありました。

日本人の女性（あまりお若い方ではないそう）に好まれる絵柄は、コスモスとパンジーだということで、ご多聞に漏れず私も大好きなこの二種のお花を沢山描かせて頂き、商品にして頂きました。

今回の口絵はマイガーデンの雑誌のために新しく描いたコスモスの群生です。

正直、描いていて一番難しいのは、どこで筆を止めるかということです。

細かいコスモスの葉など切りがないくらいなのです。

でも、描き込みすぎると絵として素敵に仕上がらないので、描き止めるタイミングがとても大切です。

そして、今回のマイガーデンは、ミステリーローズと言われる由来のはっきりしないピンクのチャイナローズが特集されています。

実は私は、儚げな花びらのピンクのチャイナローズが大好きなんです。

白砂伸夫先生の記事も写真もとても素晴らしいですよ！

それから、初めて耳にしたからむし織という繊細な美しい織物の特集などが掲載されております。

他にもとても興味深い記事が満載で素晴らしい一冊に仕上がっております。

どうぞ、植物にご興味おありの方々、是非とも手に取ってご覧下さいませ。

では、最後に私の油絵のコスモスもご覧頂ければ嬉しいです。

 

２０２０．９．２０　　　　　小出　麻由美