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2007.12.19

百合 <プロミスとスカシユリ>

義母の在宅介護中には、大好きなお花屋さんに行くことも出来なかったので、いつも足を運んでいるお花屋さんがこちらにいらっしゃるついでの時に、「私の好きそうな花を適当に見繕って持って来て下さい。」とお願いしたら、大きな百合の蕾を束にして届けて下さいました。
「多分、このピンクの百合は小出さんがお好きだと思うので。」
センスのいい彼女の選んだ花ですから、まだ見たことのない新種のピンク色の百合の開花を心待ちにしながら、それで、出番の少ない背高のっぽの透明の花瓶に生けてみました。
思った通りぴったり似合ったので、嬉しくなり早速写真撮影です。

スカシユリ2


ライトグリーンを帯びた白いスカシユリはおなじみでしたが、ピンクの初めて目にする百合の開花は、より喜びに溢れました。
その名はプロミス、日本語で約束となるのでしょうか・・・
もうちょっと、ロマンティックに名付けて欲しかった気もするけれど。
鉄砲百合を品種改良したものだけあって、それはそれはかなりの美人!
一目で高砂百合に、勝るとも劣らぬ程の大好きな百合になってしまいました。

スカシユリ6


スカシユリ7

暖房のきいた温かい部屋の中にも拘わらず、白い鉄砲百合よりも花期も長く美しい花姿を見せ続けてくれました。
香りも馥郁たる甘い鉄砲百合に似たもので、本当に心癒してくれる百合でした。
殆ど全部咲きそろった時は、豪華絢爛そのものでした。
それに嬉しいことは、花のおしべの花粉が殆ど散ることがなかったことです。
私は、百合のおしべをとって飾ることは断固反対なのです!
確かに百合の花粉が付いてしまうと、なかなかとれなくなって大変なことになってしまうのですが、百合を飾るのでしたらそれぐらいの覚悟がなくっちゃ!
そう、百合はあの6つのめしべがあってこそ美しいのですから!
誰になんと言われようと!
そんなわけで、百合を飾った我が家へ訪れたお客様は、時に悲惨なことに・・・


それはともかく、とにかくこんな美しい百合を傑出して下さった方に心より感謝して、今日は私の拙いブログ写真で皆様も美しいプロミスに堪能して下さいませ。
きっと、お気に召してくださること、約束しますわ!

スカシユリ8
スカシユリ12


2007,12.18     小出 麻由美
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