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2013.07.13

グラジオラス

幼い頃、憧れだったグラジオラスの咲く庭。 何故か花好きの父はこの花の球根を植える事が無く、小学生の頃、私が数本育てた事のあるだけの花。 思い出はその花の蕾に筒型のネギを5センチくらいの長さに切って、すっぽりとくるんだこと。 何のためにかですって? 実は幼いころから花が開く瞬間を目撃したくていつもいつもそのことを考えていたわたし。 膨らんできたグラジオラスの蕾をしばらくネギの筒で窮屈にさせてお...もっと見る
私の実家は日本庭園で、幼い頃小さな池の辺りにこの時季沢山の白いカラーが咲き続けていました。 子供の頃は、単純な形のその花のよさがまるで理解できなくて、当たり前のように咲き続ける花に全く感動もなく、ままごと遊びの食材にも心そそられることはありませんでした。 母が学校に行く時に、この季節持たせてくれる花束にいつもこの花が入っていましたっけ。 カラー、その名の示す通り、ワイシャツの襟であるカラーに似...もっと見る

2013.07.06

紫陽花の絵

紫陽花*憂欝な梅雨の季節もこの花の存在が、喜びをもたらしてくれます。 この花の名前の響きも漢字もとても美しく、自分の生まれた月の花でもあるせいか、とても好きな花のひとつです。   それに、ここ数年この花の新種は目まぐるしい勢いで発売されて把握できないほどです。 京都には<アジュール>という紫陽花だけを販売しているとても素敵なお花屋さんも出現していて驚きです! 私は京都に住んでいながら、その情...もっと見る

2013.06.16

薔薇のお風呂

  この上なき贅沢なひととき! 今の季節でしか味わえない薔薇のお風呂です。 我が家で育成中のまだ小さな薔薇も、今年は思いのほか沢山の花が咲いて花びらがいっぱい!!! かなりの量のポプリも作り、色んな方々にプレゼントをして喜ばれもしましたが、もう花びらを乾かす場所も確保できなくなってしまった状態。 さりとて捨てる勇気もなく・・・ !!!そうだわ!お風呂に浮かべましょう! 散る間際の...もっと見る
昨日、お隣の滋賀県に住む親友の薔薇の庭を訪ねてきました。   梅雨に入ってしまったけれど、爽やかなよきお天気でしばし快適ドライブ。残念なことに薔薇最盛期は過ぎてしまっていたけれど、それでもまだまだ名残りの薔薇はたくさんで大感激でした。彼女とは短大二回生の時に同じアパートで、出会って以来の大親友です。物の感じ方も趣味も本当に驚くほどよく似ています。なかなか自分で日本中を捜し歩いて...もっと見る

2013.06.02

私の庭の薔薇

好きな花は?と尋ねられると、やっぱり薔薇!と答えてしまいます。 薔薇は特別な花。 その形、色、香り・・・また咲き進むとどんどん表情を変えるのも大きな魅力。 そんな薔薇たちを自分の庭で育てる事が夢でした。   更に夢は膨らんで、今度は薔薇のみだれ咲くパーゴラの下でティータイムを過ごすこと! 甘い香りに包まれて一日中そこで過ごせたら、きっとそれは天国でのひとときを思わせてくれるのだと勝手に...もっと見る
                                                      昨年、人伝えに聞いて友人と一緒に散歩がてらに探して覗きこんだ、ご近所の私の好きな薔薇ばかりを植え込んであるというお宅。しかし、残念なことに秘密の花園状態で通りからは殆ど見えない薔薇の園。素の私はすぐにインターホンを押してお友達になって見せて頂くところだけれど、ここは京都。...もっと見る
この我が家の庭が一番美しい淡い黄色の木香薔薇の季節も終わりました。本当はより多くの方々をお招きしたいのですが、花の時季がとても短くなかなか遠くからのお客様を何度もお迎えできなくて、とても残念に感じています。 本来はこの時季だけオープンガーデンにしてお茶やケーキを振る舞い、花を自由に愛でて頂くことが出来たら幸せなのでしょうけれど、残念ながら身体がひとつしかないので無理なことは断念します。それに、...もっと見る
今年は不思議なことに、この美しい花の季節に音楽家のお二人目の男性が訪れて下さいました。 彼はピアノを弾いたり教えたり、合唱の指揮をなさったり、そして自らピアノの作曲をなさったりと素晴らしい音楽家です。出会いは高槻市の素敵なギャラリー<アート・デ・アート・ビュー>にて。 以前そのギャラリーで、浅田ようこさんという素敵な花の水彩画家展が開催されていたので、出掛けた折に出会った素敵なお客様がその彼、...もっと見る
今年の木香薔薇の季節に、初めて出会う特別な来客がありました。 私より少し年上の素敵な男性のそのお客様は、今の季節を感じさせてくれるお日様色だからと、偶然木香薔薇の花と同じ色の淡い黄色のワイシャツを着てお洒落に現れました。 我が家のこの季節のインテリアも木香薔薇に合わせて淡い黄色。その中に溶け込むように、春の日射しのような笑顔の彼はマエストロ ボイコ(慕井湖)・ストヤーノフ氏。そう、そのお客...もっと見る