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2014.07.24

葡萄棚

数年前、リビングの前の庭で夏の日射しを遮ってくれていた、大きなミモザの木が突然枯れてしまいました。
仕方なく根元からバッサリと伐って、とても明るくなったのはよいけれど、夏は太陽ギラギラで窓辺を見ているだけで暑くなる感じです。

それなら、かねてからの願いだった小さな藤棚を設置することにして、鉢植えにしていた小さな藤の苗を移植し、少し離れた所に大好きな葡萄の苗も鉢から下ろし植えておきました。
が、二年経つと葡萄の蔓の方がどんどん伸びていきあっと言う間に藤棚の上を覆い尽くす葡萄棚に仕上がってしまいました。

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でも、葡萄の葉も実もとても綺麗な形でなかなか気に入っています。
涼しげな葉が、鉄製の棚が見えなくなるほど生い茂って、心地よき日陰を作ってくれています。

その葡萄の生い茂った棚の下に、小さな木のベンチを置いたら、なかなか素敵な立体感のある庭に仕上がりましたよ。

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沢山実をつけている葡萄は、残念ながら美味しく熟すまでにはなりませんが、鑑賞のためだけでも充分素敵で、この季節青い葡萄を眺めては清涼感を味わえる幸せな日々です。

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いつもこの伸び放題の葡萄を見て思うのは、聖書のお話。
神様はよき実を成らせるために、不必要な枝を剪定されるということ。
これは人間に対する例えで、一見辛く痛みに感じる事もそれを通過することにより、よりよい人生を得られるということ。
天の神様は愛する私たちに試練を体験させ成長させて下さり、よき葡萄の実を成らせて下さるお方なのです。
だから、試練の最中にある方、決して落胆なさらないで痛みを乗り越えて下さいね!

<聖書から ヨハネ15章1~2節>
わたしはまことのぶどうの木、わたしの父は農夫である。
わたしにつながっている枝で実を結ばないものは、父がすべてこれをとりのぞき、実を
結ぶものは、もっと豊かに実らせるために、手入れしてこれをきれいになさるのである。

2014.7.18     小出 麻由美

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