朝目覚めて、庭に薔薇が咲いている！そう思うだけで幸せな気持ちでカーテンを開けます。

我が家の大目玉の木香薔薇が散り始めると、私が一番好きなイングリシュローズたちが開き始めます！

昨年購入した、リリアン・オースティンが今年は４０以上も蕾を付けて、見事に開花しています。
薄い花びらが光に透けると、きらきら輝くように風に揺れ、その花びらを揺らします。
茎が細くしな垂れるように咲いて、咲き誇ると薔薇というよりは小さな芍薬の花を思わせる風情です。１９６０年代に傑出された、今では数少ない種類だそうです。
大切にしようと思っています。
もう、次回購入できるかどうかわかりませんので。

斑入りの葉が珍しい、店先のラベルの花の写真のみを見て選んだ淡いピンクの薔薇。
詳しい名前が記載されていませんでしたが、香り高く優しい薔薇で、一輪活けるとその馥郁たる甘くフルーティーな優しい香りが部屋に満ちます。
基本的には斑入りの葉にあまり興味がないし、購入を迷っていた薔薇なのです。
それに写真だけだと、咲き方や散り方、香りなど詳しいことが分りませんので。
でも、この青味を帯びた淡い色のピンクが、お気に入りの一種になりました。
散り際もとても儚げです。

アブラハム・ダービー、私の最も好きなイングリシュローズ。
そのフルーティな香りといいロゼッタ咲きの花の形といいアプリコットの微妙な色合いといい！！！
しかも強健で花付きもよく、四季咲きで最高！です。

ダーシー・バッセル。
現在活躍中のバレリーナの名前を持つ魅力的な薔薇。
私の大好きな深いワインカラーで、こちらも形を変えながら開くロゼッタ咲き。
スプレー咲きで花付きもよく、育てやすい薔薇です。

今年友人の薦めで購入し初めて目にする、ローズ・ポンパドール。
華麗で聡明な美しいポンパドール婦人を彷彿させてくれる艶やかなピンクで、重なる花びらも豊かです。こちらもロゼッタ咲き。
とても栽りやすく、魅惑的な薔薇だそうで、園芸店の方も今年の私に一番のお薦め薔薇でした。
四季咲きなので、今後どれくらいの数の花を咲かせてくれるかとても楽しみです。

では、皆様にも私の輝く娘たちをお披露目です！

２０１１．５．２４　　　　　　　小出　麻由美