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2015.07.06

花のような文字のかな書

ずっと昔から、かな書道に興味があり、いつか習おうと思っていました。

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実は今から15年ほど前、通信教育で始めることにして早速入門したのですが、添削の為に提出した課題は10回中2度だけで、期限切れになってしまいました。
やはり自主的な練習は私には無理でした。
それで、時間が作れたら素敵な文字の先生にきちんと教わりたいと思っていました。

加齢からくる不調のためバレエもコーラスも出来なくなって、最近週一度のスポーツクラブも辞めてしまい、時間にゆとりが出来たので、念願のかな書道を本格的に始めることにしました。
多分これが私の最後のお稽古ごと。
早速ネットにて先生を検索することに。

<京都市 かな書道>

初めてヒットした美しいかな文字に見とれ、この先生に付きたい!と願いつつも遠いと無理だな~と住所を確認してみたら、何と歩いて10分位な場所ではありませんか!
喜び勇んですぐにお試しのお稽古に伺い、勿論帰りに入門して参りました。

私より10歳年下の穏やかで優しい素敵な先生。
生徒さんたちは殆どお若い方々。
その中で膝を痛めた同年齢の陶芸家の素敵な女性と出会い、別室テーブル席にて二人でお稽古をすることに。
時折楽しいおしゃべりにも花を咲かせながら、素敵なかな書道を学ぶ夢が叶ったのであります!

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今年の3月から始め、4カ月過ぎたこの本格的な夏の到来前、初めての作品うちわを製作してきました。
先生の美しい文字<天の川>に、輝く星空を眺めるようにお稽古しました。
本当はグリーン系のうちわが見本だったようなのですが、私のことを考えるとピンクのうちわも用意した方がよいのでは?と優しい先生はご配慮下さったようです。
そう、大正解!です。
考える間もなく「これにします!」とピンクの天の川を選んだ私でした。
好きな色と素敵な言葉と文字に、心はときめきます。
沢山練習した後、キラキラ光る和紙に数枚描いた文字の中から一番良いものを選んで、先生にピンクのうちわに貼り付けて頂きました。

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「和室に飾ります!」
初めての作品にうきうきでした。

帰宅した主人に見せて褒めて貰いました。
そこで、気分良く数ある清書した和紙の文字の中に先生のお手本も混ぜ込んで「あなたはどの文字が一番いいと思う?」と訪ねてみましたら、じっくりと眺めてそして選んだ文字は、やはり先生のものでした!

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あら、アナタなかなか見識あるのね!

こんな小さな文字は将来先生の文字とすぐに見分けが出来ない位に(せめて主人には!)書けるようになりたいものと図々しく思っている私です!(笑)
先生とのお出会いにとても感謝しています。
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2015.6.23     小出 麻由美

 

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